今回は”今の時点で離婚したら?”というお話です。
一応、「浮気」「不倫」「浪費癖」「DV」などの明らかな原因がない場合の想定で色々と考えてみました。要は「熟年離婚」の話です。
- 定年前が近づいている人
- 第二の人生は自由に生きたいと考えている人
- 家で孤立している人
目次
熟年離婚後の生活を考えている人は割と多い
離婚はしないまでも、
- 離婚したいな~
- 離婚してもいいな~
- 離婚したいって言ってくれないかな~
って考えている人は多いと思います。
「浮気」「不倫」「浪費癖」「DV」 などのはっきりとした理由がなくても離婚したいと考えます。
法的に認められている離婚理由としては、
- 浮気・不倫(不貞行為)
- 悪意の遺棄
- 3年以上の生死不明
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないこと
- その他婚姻を継続し難い重大な事由
なのですが、実際の離婚理由として一番多いのは「性格の不一致」です。
具体的な理由としては、
- 金銭感覚の違い
- 価値観の違い
- 育児の考え方の違い
などですが、結婚した当初は「愛情」が価値観などを上回っていたため、我慢というか「お互いを受け入れられた」わけです。
また、熟年離婚のタイミングについて最も多いのは、
- 子供が成人して独立した時
- 旦那が定年退職を迎えた時
大きくはこの2つのタイミングです。
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今の我が家の状況もかなりきてます...
現在、4人家族でそれぞれ「正社員」として仕事をしていましています。各々の収入面はよく把握していませんが、おそらく、それぞれ「一人暮らし」ができるくらいの収入はあるかと思います。(自立しています)
生活全般は私の収入より支出しています。他3人はほとんど自由に稼いだ分を使える状況だと思います。なので、我が家はトータルボチボチで私だけが貧乏なのだと考えられます。
また、住宅ローン等の大きな借金はありませんが、借家なので、家賃はかかっています。(近くに義理の父が独り暮らしとか同居等色々と事情はあるのですが、長くなるので割愛します)
私の立場としては率直に
- 孤立している
- 居心地が悪い
おそらく、それは相手側も私に対してそう感じているのではないかと思います。
私も最近では自分の部屋に居ることが多くなってきています。
以前は部屋にこもることに対して、色々と言われていましたが、今ではむしろそうすることがお互いのためのようです。私たち年代ではよくある状況なのですが…
それでいて、私の行動には規制をかけるわけですね。なんか…私の勝手な捉え方かもしれませんが使用人?的扱い?って感じがしたりしています。
また、怒り方に関しても、何と言いますか…憎しみがこもっているような…マジ切れってやつですか?なんか、虐げられている感があります。
共同生活に不適正?
私の場合、結婚は2度目です。10代の時勢いで結婚して数年で離婚しました。
こー付き合っている時はそれなりにうまくいっていたのですが、一緒に住み始めた途端に色々と気になる事がでてきまして
- 生活感の違いといいますか…
- 人生観の違いといいますか…
他にも例えば
- きれいにするポイント
- 優先すること
がずれていたりとか…
おそらく、多くの方が「うまく譲り合いながら」生活していってらっしゃるのでしょう。
私の場合、なんか、「譲歩できない」ことが多くあり「譲り合い」に順応できなかったと思います。
一見、なんでも「ウェルカム」っぽく見えますが、意外と面倒な男なんだと悪いほうに意外みたいです。
自由になりたい気持ち
こう思う同じ年代の方は割と多いと思います。これは、「色恋沙汰」とかではなく、「独り」になりたいということです。
理由は幾つかありまして、
- 自由な時間がほしい
- お金を好きなことに使いたい
- 会社を辞めたい
年金をもらい始めてから(65歳まであと15年間ほど)色々と好きなことができるじゃない?と言われるかもしれませんが…
65歳になった時どれだけの「気力」「体力」があるのかわかりませんが、今よりもなえていることは間違いありません。それで何ができるのでしょうか?
人によったら「ゆったりと過ごす」も結構あることでしょう。それも人生ですが、私の場合はそれとは少し違う気がします。
老後は寂しくないか?
そのまんまですが、「寂しいかもしれない」、「寂しくないかもしれない」です。
ただ、今の状態がどうか?と言えば「騒がしい」だけで、「独り」 なのです。寂しいと感じるのは「話し相手がいないこと?」 ではないと思います。
- 「何もすることがない」
- 「何もしようとしない」
の場合に寂しさを感じるのではないかと思います。
その年齢になって私がどう思うかはありますが、なんか、「今のうちから訓練しておく」とかは良い考えではないかと思います。
ただ、お金に関しては流石にある程度確保しておく必要があると思っています
やはり、金銭面では「住居」の確保が大事になってくると思われます。私は「持ち家」はありませんので、「借家」となります。つまり、家賃を払い続けなくてはなりません。これが、結構厳しいようです。
「払い続ける」ことも当然大変ですが、もし、「転居」となった場合、収入の問題でなかなか借りることができないのです。(収入が多い人は別ですが)
実は実家の敷地内に「倉庫」というか「蔵」というか、今はただの物置なのですが、一応、住居にも手直しすれば大丈夫そうな感じの場所もあります。(まー実家に住めばよいのか)ですので、そこまで多くは必要ではないと思っています。(まー多いほうが良いですが…)
残された家族は?無責任ではないか?
それはそうです。開き直っている訳ではありませんが、それは、どういう言い回しをしても無責任だと思います。
ただ、金銭面に関して言えば、生活は十分に成り立つと思われます。また、実家の遺産等を考えてみると、むしろ、私がいない方がうまくいくのではないかとも思われます。(実際、私がいなければ同居しているはずです)
円満な離婚するために
話し合いでの離婚、いわゆる「協議離婚」ですね。この場合には夫婦間の合意があれば問題ないのですが、片方が離婚の合意をしない場合は「調停離婚」となります。この場合、間に3人の「調停員」が入ります。離婚が成立すれば「調停調書」が作成されます。それでも離婚を認めない場合は「裁判離婚」での決着となります。その場合には法的に定められた離婚原因でなければなりません。
法的に定められている離婚要因とは?
- 相手に不貞行為があった場合
- 相手から悪意で遺棄された場合
- 相手の生死が3年以上不明である場合
- 相手が強度の精神病にかかり回復の見込みがない場合
- 婚姻の継続が困難な重大な事由がある場合
①~④については、どちらか一方に問題がある場合のようですが、⑤「婚姻の継続が困難な重大な理由がある場合」に関しては、”夫婦の愛情がなくなり婚姻関係が破たんしている状態”とされています。
つまり、
- 「一緒にいて楽しくない」
- 「一緒にいて気が休まらない」
- 「愛情が全くない」
- 「憎い」
- 「これ以上婚姻関係を続けても実質的な夫婦関係への修復が不可能」
などです。
我が家のケースは⑤に当てはまる内容が含まれると思われます。
「一緒にいて楽しくない」、「一緒にいて気が休まらない」、「愛情が全くない」はまさにそれです。
あくまで、これは「協議離婚」が成立しなかった場合のことで離婚全体の9割ほどは「協議離婚」(夫婦での話し合い)のよって成立しているようです。
問題になるところは、「財産分与」に関してのことだと考えられますが、我が家の場合それはほとんど問題にはならないと考えられます。
おそらく、財産分与で得をするのは私の方だと思われます。よって、向こうに財産分与のメリットはありません。あと、「年金分割」という年金を分け合う制度があります。
まとめ
実際、家族の真意は分かりませんが、以前に比べ「私の存在」自体が「今の居心地の悪さ」を作り出しているのではないかと察するところです。
ここのところ「いつの間にか変わっている」事が多々見受けられます。(家具、収納場所など他にも多く)何かの意思表示?それとも私の過剰な反応?
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