こんばんは。
3月3日は「ひな祭り」でした。我が家は男所帯なのであまり関係はありませんが、唯一関係があるとしたら、それは「はまぐり」です。
我が家は4人家族で、女性は嫁さんだけです。結構、むさ苦しいって思います。女の子の一人でもいれば「ひな祭り」的なイベント事もありかと思いますが…。
ただ、関係なさそうな催事ですが、我が家は「はまぐり」を大量に食べます。
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それは嫁さんの「大好物!」だからです
小さいころおばあちゃん子だった嫁さんは、よく”貝堀り”について行ってたそうで、その当時おばあちゃんの家は海に近く、しょっちゅう海に行ってたそうです。
その頃は(50年近く前)貝類などひしめき合うようにいて、「かぎ爪」を2~3すくいするだけでバケツ一杯「あさり貝」「はまぐり」が採れていたそうです。そのころから「はまぐり」は大好物だそうです。
はまぐりは高級品です!
現在、はまぐりはとても高級品となっています。特に「国産はまぐり」ともなれば1kg当たり5000円以上の価格となります。今年、私が購入したはまぐりは「1kg当たり5500円」で1kgに12~3個入っているサイズです。13個で割ったにしても「1個423円」となります。今年は50個買いました。つまり、2万円超分買ったということです。
なかなか、はまぐりに2万円使う人もいないのではないかと思います。5個くらいは祖父にあげたみたいですので、45個を家で食べることになります。長男は食べないので、3人で45個食べるわけです。
とりあえず20個ほど「酒蒸し」にしました。長辺が約8cmほどです。とても弾力があり、香りもよく、
美味しいです!
さすが、1個400円!
少しはまぐりについてのうんちく話
語源について
「浜栗」からきているといわれています。浜で採れる栗に似た貝と言う説が最も有力です。また、旬は2月~4月です。昔から旧暦の3月3日(今年は3月30日)が「食べ収め」と言われています。
ひな祭りとはまぐり
何故、ひな祭りにはまぐりかというところですが、いわれは、はまぐりの貝殻は対になっていないとぴったりと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、「一生を一人の人と添い遂げられるように」という願いが込められているとか…。
はまぐりの種類
ハマグリは「ハマグリ」「チョウセンハマグリ」「シナハマグリ」の3種があります。
- 「はまぐり」本家本元の「ハマグリ」は今や絶滅の危機にさらされている・・と言っても過言ではないほど貴重品。今は、瀬戸内海、九州西岸でしか漁獲がありません。
- 「チョウセンハマグリ」は別名「ゴイシハマグリ」とも呼ばれ、白の碁石の原料として最高級品。「日向のハマグリ碁石」と言えば知る人ぞ知る、最高級品。殻が非常に奇麗な種です。現在では「地ハマグリ」と言えば「チョウセンハマグリ」のことを示し、殻だけでなく身も高級品とされています。
- 「シナハマグリ」は本来、日本には分布していなかった種。韓国・中国から輸入されています。現在、最も流通しているのがこの「シナハマグリ」です。
まとめ
今回は「はまぐり」に関してのお話でした。おそらく、皆さんにとっては、
とても「どーでもいい話」だったのではないですか?
申し訳ございませんでした。
ただ、はまぐりに2万円を使う人が日本中に何人いらっしゃるでしょうか?
私個人の見解としては、結構少ないんじゃないかと思います。
こんなひな祭りを10年以上行っております。
結構な出費です。
皆さん同様、私自身も疑問を感じ始めています。
[本日の嫁さんとの会話]
私「はまぐりってそーとー美味しいよね!」
嫁さん「・・・」
私「どうした?」
嫁さん「ちょっと黙ってて!」
私「ごめん…。」
おそらく、はまぐりを「味わってらっしゃる」のでしょう。
毎年、私がプレゼント的に買ってきます。
が、上の会話となります。
我が家の「力関係」を垣間見ることができたのではないでしょうか?
やはり、来年も2万円ほどはまぐりを買うことになるのでしょう…。