刺身はつまで置き方で盛り合わせの見栄えが10倍良くなる【写真で解説】

今回はタイトル通り、刺身の盛り合わせを作る際の「つま(大根)」の置き方をご紹介しようと思います。

ちょっとしたことなのですが、コツを掴めば簡単に見栄えをよく出来ます。ここ一番のお客さんの時やお正月とかに頑張ってみてください。

こんな人に読んでもらいたい!
  • お客さんが来た時に綺麗に盛付た最身を出したい。
  • 義母、義父と同居しているので一目置かれたい。
  • 旦那がお酒好きなので、お店の刺身みたいに出したい。

刺身はつまで置き方で盛り合わせの見栄えが10倍良くなる

刺身の盛り方についてはよく指導する中で「立体感」を意識するように言っています。その立体感を出すのが「つま(大根ケン)」となります。

もちろん、綺麗に切るということも大事なのですが、それは割と経験(数をこなす)が必要となりますので、手っ取り早いコツというのはありません。

意識するポイントは、

  • 食べ手(お客)の見る角度を意識する
  • 立体感を意識する
  • 飾りもあったほうがよい
  • つまの置き方にはコツがある

ような感じです。

見栄えが良くなる刺身のつまの置き方を写真で解説!

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↑↑このように丸めるように掴んで、中央部分を親指で押します。

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↑↑親指で押さえたほうが下になるようにして皿に置きます。

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↑↑こんな感じで巻いたようになります。

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↑↑真横から見るとこんな感じで。

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↑↑大葉なんかおいてみますね。

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↑↑こんな感じで、「立体感」がでます。

大体、角度は30~40度くらいですね。

奥の魚を「枕」といって割としっかりした魚「マグロ」「ぶり」なんかを配置します。

また、正面から見れば見栄えはよいですが、反対側から見ればつまがより多くの見えてしましますので、下のような向きでテーブルに置くとよいですよ。

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見栄えが良くなる刺身のつまの置き方【鉢盛り】

丸皿での盛付け例

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上から、サザエ、(2段目左から)ヒラス、タイ、マグロ、ヒラス、(3段目左から)ヒラメ、サーモン、タイ、ヒラメ、(4段目左から)水イカ、甘エビ、ホタテ

基本は同じで気をつけるポイントは、「配色」と「配置」です。

  • 形のしっかりしたものは奥(タイ、マグロ、ヒラスなど)
  • 薄く切るもの(ヒラメ、イカなど)は手前
  • 丸皿は真ん中が凹みやすいので、中央部分のつまは多めにする

手巻き寿司セットはこんな感じで盛付ます

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ネタは同じ物を使用しています。これは、つまは入れていないのでベタ置きとなります。色の配置に気をつけるだけですね。

包丁は切れるに越したことはない

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私が使っている包丁は青銅のやつです。↑↑

ちょっとお高いので、以前使っていたものでとてもコスパが良かったものをご紹介しますね。私は270mmを使っていましたが、210~240mmのほうが使い易いと思います。
また、ステンレスが使いやすです。

まとめ

普通の日は「刺身パック」なんかで良いと思いますが、「お客さん」が来たりする日なんかちょっと見栄え良くしたいものです。お店では「切るだけ」にしたもの(冊どり)したものがあります。

また、大抵の魚屋さん(スーパー含む)では「つま(大根ケン)ください!」って言えばタダでもらえますので。 ちょっと、家族の方から見直されるかも…

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この記事を書いた人

おむすび。

「オヤジを楽しむ!」みたいなブログを書いています。50歳を越えると、色々考え方が狭まって、なおかつ、より現実を考えるようになります。最近では「これからの生き方」についてフォーカスした呟き中心となるでしょう。ブログ⇒WordPressに引越しました!