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59歳の記憶力低下に克つ!難解な民法「心裡留保」をAIでスーパーの日常に翻訳する勉強法

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「昨日覚えたはずの漢字が、今日には宇宙語に見える」

来月末(4月30日)の定年退職が刻一刻と迫る中、5月からの「手取り11万円」というサバイバル生活を生き抜くため、私は毎日机に向かって民法とFPのテキストを開いています。

しかし、59歳の脳みそは、私のやる気とは裏腹に悲鳴を上げています。 「善意無過失」「瑕疵担保責任」「心裡留保」……。 画数の多い漢字の羅列を見るだけで老眼がかすみ、昨日1時間かけて暗記したはずの言葉が、翌朝には全く知らない宇宙語のように見えてしまうのです。

「やっぱり、50代後半からの資格勉強なんて無謀だったのか?」 テキストを壁に投げつけたくなる衝動を抑えながら、私はあることに気がつきました。

覚えられないのは、私の脳が劣化したからではなく、「テキストの言葉が自分の日常とかけ離れすぎているから」だ、と。

そこで私は、暗記することをきっぱりと諦め、専属のAI家庭教師(ChatGPT)に「私が38年間生きてきた日常の言葉」に翻訳させることにしました。

「心裡留保」って何? テキストの呪文に絶望する

民法の最初の方で、多くの初学者が心を折られる「心裡留保(しんりりゅうほ)」という言葉があります。 市販のテキストには、大体こんな風に書かれています。

「心裡留保とは、表意者が表示行為に対応する真意のないことを知りながらする意思表示のことである。原則として有効だが、相手方が表意者の真意を知り、または知ることができたときは無効となる。」

……どうですか? 眠くなりませんか? 「表意者」とか「真意」とか、普段の生活で絶対に使いませんよね。これを気合で暗記しようとするから、私たちの中高年の脳はフリーズしてしまうのです。

【コピペOK】AIに「自分の職業」で例え話をさせるプロンプト

私は長年、スーパーなどの店舗管理やクレーム対応の現場で働いてきました。 そこで、ChatGPTに「この呪文のような法律を、私の職場のリアルなトラブルに置き換えて説明してくれ」と頼んでみました。

私が実際に使ったプロンプト(指示文)がこちらです。

あなたは日本一教え方が上手い法律の家庭教師です。
民法の「心裡留保(しんりりゅうほ)」というルールについて、以下の【私の属性】に合わせて、中学生でも絶対に理解できるように解説してください。

【私の属性】
・59歳、長年スーパーの店舗管理やクレーム対応をしてきた男性

【条件】
・法律の専門用語(表意者、真意など)は極力使わないこと。
・「スーパーの店舗での客とのやり取り」や「パートさんとの会話」など、私がリアルに想像できる具体例を使うこと。
・「要するにこういうこと!」という一言まとめを入れること。

魔法の解説:スーパーのクレーム対応で学ぶ「心裡留保」

このプロンプトを投げた瞬間、AIは私の38年間の現場経験に寄り添った、完璧な「翻訳」をしてくれました。

【ChatGPTの解説(要約)】 心裡留保(しんりりゅうほ)とは、要するに「冗談やウソで言った約束(本心じゃない発言)」のことです!

スーパーの現場に例えて説明しますね。

【原則は「有効(約束を守れ)」】 あなたが、いつも文句ばかり言うクレーマーのお客さんにウンザリして、心の中では「絶対にそんなことするわけない」と思いつつ、その場を収めるために「わかりました!明日、私が自腹で高級メロンを10個無料でお詫びにお持ちしますよ!」とハッタリ(冗談)を言ったとします。

民法のルールでは、「自分で口に出した以上、本心じゃなくてもその約束は有効。メロンを10個自腹で持っていきなさい」となります。これが原則です。

【例外は「無効(約束しなくていい)」】 しかし、そのクレーマーのお客さんが「あ、この店長、またその場しのぎの適当なウソをついてるな」と気づいていた場合(または普通に考えたら冗談だと気づくべきだった場合)。 この時は、「相手も冗談だとわかってるんだから、メロンは持っていかなくていいよ(無効)」となります。

【一言まとめ!】 心裡留保とは、「その場しのぎの冗談(ウソ)は、基本的には責任を取らされるけど、相手も冗談だと気づいていればノーカンになるルール」です!

まとめ:50代の勉強は「暗記」から「翻訳」へシフトせよ

いかがでしょうか。 「表意者」や「真意」といった抽象的な言葉で暗記しようとすると苦痛ですが、「クレーマーに自腹でメロンを約束してしまった店長」という、胃が痛くなるようなリアルな情景を思い浮かべれば、ルールは一瞬で頭に入ります。

若い頃のような、スポンジのように何でも吸収できる記憶力は、もう私たちにはありません。 しかし、私たちには「38年間社会で揉まれてきた、膨大な経験の引き出し」があります。

難しいテキストの言葉に出会ったら、無理に暗記しようとせず、AIを使って「自分の仕事や日常のトラブル」に翻訳させてみてください。 「あぁ、あの時のあのトラブルは、法律で言うとこういうことだったのか!」と腹落ちした瞬間、その知識は一生モノの武器に変わります。

手取り11万円のサバイバル生活を生き抜くために、AIという最強の家庭教師を使い倒して、大人のリスキリング(学び直し)を一緒に楽しんでいきましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして、みつはです。

50代になり、
このままでいいのかと感じたことをきっかけに、
AIとブログを触り始めました。

特別な実績や、
人に教えられるほどの知識はありません。

だからこのブログでは、
「これから始める人の、ほんの少し先」
という立ち位置で、

・やってみて分かったこと
・やらなくてよかったこと
・迷った時の考え方

を、自分用のメモも兼ねて書いています。

AIは万能ではありませんが、
50代が無理をしないための
“補助輪”にはなると感じています。

うまくいっている話より、
途中で立ち止まった話の方が多いブログですが、
同じように考えている方の
参考になればうれしいです。

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