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時給1,300円の宣告でへし折られたプライド。59歳の私が「バレットジャーナル」で自尊心を取り戻したアナログな習慣

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「俺の38年間は、この程度の価値だったのか」

来月末(4月30日)の定年退職を控え、5月からの再雇用契約書にハンコを押した日の夜。 「手取り約11万円」という数字が頭から離れず、私は一人、部屋で焼酎をあおりながら深い虚無感に襲われていました。

「これまで店舗の売上に貢献し、理不尽なクレームにも耐え、家族を養ってきた。それなのに、60歳の線を超えた瞬間に、俺の価値は時給1,300円に暴落するのか」

会社からの評価は、まるで自分の人間としての価値そのものに思えてきます。 長年勤め上げた会社に「お前はもう第一線ではない。安い給料で補助的な仕事をしろ」と宣告されたような気がして、長年保ってきた自尊心(プライド)が、音を立てて崩れていくのを感じました。

このままでは、ただ出勤して時間が過ぎるのを待つだけの、抜け殻のような「ぶら下がり社員」になってしまう。 どうにかして、会社に依存せずに「自分自身の価値(自尊心)」を回復させなければならない。

そう思い詰めていた私を救ってくれたのは、最新のAIツールでもなく、小難しい自己啓発本でもありませんでした。 たった1冊のノートと1本のペンで始める、「バレットジャーナル」というアナログな習慣でした。

バレットジャーナルとは「脳の整理」と「自己肯定」の魔法

バレットジャーナル(Bullet Journal)とは、アメリカのデザイナーが考案した、箇条書き(バレット)を使ったノート術です。 スケジュール管理の手法として有名ですが、私にとってのバレットジャーナルは、単なる手帳ではありません。

「会社に決められた価値(時給)を捨て、自分が成し遂げた価値を可視化する」ための、最強のメンタルケアツールです。

やり方は驚くほどシンプルです。 お気に入りのノートを一冊買い、毎晩寝る前に、今日あったことや感じたことを「箇条書き」で書き出すだけ。 たったこれだけの作業が、へし折られた50代の自尊心を、少しずつ、しかし確実に修復してくれるのです。

なぜ50代に「バレットジャーナル」が効くのか?

① 「できたこと(小さな勝利)」を視覚化できる

会社にいると、どうしても「できなかったこと」や「理不尽に怒られたこと」ばかりに目が行きます。 しかしノートを開き、今日一日の「小さな勝利」を箇条書きにしてみてください。

  • FPのテキストを15分だけ読んだ
  • ブログのネタをAIで一つ考えた
  • 晩酌の発泡酒を1本で我慢した

どんなに些細なことでも構いません。これを文字にして書き出し、終わったものに「×」をつけて消していく。 この「×をつける(完了させる)」という物理的な動作が、脳に強烈な達成感を与えます。 「会社では役立たず扱いされたかもしれないが、今日の俺はこれだけのタスクを自分自身で成し遂げたぞ」という事実が、ノートの上に蓄積されていくのです。

② 「会社の時間」と「自分の時間」に境界線を引ける

手取り11万の安い給料で、24時間会社に心を支配される必要はありません。 ノートに書き出すことで、頭の中でごちゃごちゃになっていた「会社の悩み」と「自分の未来(ブログや勉強)」を明確に切り離すことができます。

「店長からの理不尽な指示」はただの事実としてノートの隅に書き捨て、「明日のブログの構成案」を大きく真ん中に書く。 これにより、会社は単なるベーシックインカム(活動資金の調達場所)に過ぎず、私の本業はノートに書かれた「自分の人生(副業や学習)」なのだと、主導権を取り戻すことができます。

③ デジタル(AI)疲れを癒やす「手書き」のセラピー効果

普段、ブログを書いたりAI(ChatGPTやVrew)を操作したりと、画面ばかり見ている私たちにとって、ノートにペンを走らせる時間は、一種の瞑想(マインドフルネス)になります。

紙の匂い、ペンが擦れる音。 デジタルで効率化を極めるからこそ、1日の最後はアナログな手書きで心を整える。このコントラストが、疲れた59歳の脳を優しくクールダウンしてくれます。

まとめ:あなたの価値は「会社の給与明細」には書かれていない

定年後の再雇用。給料が激減し、年下の上司に使われ、プライドが傷つく瞬間はこれから何度もあるでしょう。

しかし、忘れないでください。 あなたの人間としての価値は、会社が発行する「給与明細」の金額で決まるわけではありません。 それは、あなたが自分で書き込む「バレットジャーナル」のページの中にこそ存在します。

時給1,300円という現実を変えることはすぐにはできなくても、「自分の心をどう評価するか」は、今夜から自分で決められます。

高価な手帳は必要ありません。明日、100円ショップでノートと書きやすいボールペンを買ってきてください。 そして、今日のあなたの「小さな勝利」を一つ、書き込んでみましょう。 それが、会社に依存しない、自立した50代への第一歩です。

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この記事を書いた人

はじめまして、みつはです。

50代になり、
このままでいいのかと感じたことをきっかけに、
AIとブログを触り始めました。

特別な実績や、
人に教えられるほどの知識はありません。

だからこのブログでは、
「これから始める人の、ほんの少し先」
という立ち位置で、

・やってみて分かったこと
・やらなくてよかったこと
・迷った時の考え方

を、自分用のメモも兼ねて書いています。

AIは万能ではありませんが、
50代が無理をしないための
“補助輪”にはなると感じています。

うまくいっている話より、
途中で立ち止まった話の方が多いブログですが、
同じように考えている方の
参考になればうれしいです。

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