有給休暇の消化試合?いや「現金化」だ!1日3万円をドブに捨てるな

定年まであと3ヶ月。 私の手元には、手つかずの有給休暇が「40日」残っています。

「最後くらい、のんびり過ごそうかな」 「迷惑かけないように、ギリギリまで働こうかな」

もしそう思っているなら、今すぐその考えを捨ててください。 FPとして、そしてこれから手取り11万になる当事者として言います。 今の有給休暇は、ただの休みではありません。「資産(現金)」です。

現役時代の有給1日は、再雇用後の有給1日とは「価値」が全く違います。 今回は、有給休暇を徹底的に「現金化」する思考法と、その時間の使い方についてお話しします。

目次

有給1日の「単価」を計算したことがありますか?

「休みは休みでしょ?」 いいえ、違います。電卓を叩いてみましょう。

【現在の私(部長職)】
  • 月給:約60万円(諸手当込)
  • 月勤務日数:20日
  • 有給1日の価値:約30,000円
【3ヶ月後の私(嘱託社員)】
  • 月給:約18万円
  • 月勤務日数:20日
  • 有給1日の価値:約9,000円

わかりますか? 今、有給を使わずに1日働くということは、「3万円で売れる権利を放棄している」のと同じです。 もし40日残して退職したら、120万円(3万円×40日)を会社に寄付して去るようなものです。

再雇用後に「あー、疲れたから休もう」と思って使う有給は、9,000円の価値しかありません。 同じ「1日」なのに、価値が3倍以上違うのです。

「立つ鳥跡を濁さず」なんて綺麗な言葉に騙されてはいけません。 権利は全て使い切る。これが定年貧乏にならないための鉄則です。

引き継ぎなんて、2週間あれば終わる

「でも、私が休むと現場が回らない…」 責任感の強い同世代ほど、こう考えがちです。

厳しいことを言いますが、あなたが居なくても会社は回ります。 もし回らないとしたら、それはあなたの責任ではなく、会社の管理不足です。

私は上司や人事に対し、こう宣言しました。 「3月はほぼ出社しません。その代わり、2月中に完璧に引き継ぎ書を作ります」

嫌な顔をされるかもしれません。 「最後なのに冷たいな」と陰口を叩かれるかもしれません。 でも、4月1日からは「時給おじさん」になるのです。過去の栄光や人間関係にしがみついている場合ではありません。 心を鬼にして、有給申請書にハンコを押しましょう。

空いた時間は「寝る」のではなく「耕す」

では、勝ち取った有給期間(私の場合は約1ヶ月半)をどう過ごすか。 ここで「毎日昼まで寝て、テレビを見る」生活をしてしまうと、4月から一気に老け込みます。

この期間は、「会社から高い給料をもらいながら、次のビジネスの準備ができるボーナスタイム」です。

私が計画している「有給期間のTo Doリスト」はこれです。

  • 平日の役所・銀行めぐり: マイナンバーカードの更新、銀行口座の整理など、平日しかできない手続きを全て終わらせる。
  • 体のメンテナンス: 歯医者、眼科、人間ドック。健康保険証が「会社の組合健保(手厚い)」のうちに、悪いところは全て直す。(再雇用後、治療費を払う余裕はありません)
  • 「副業」の種まき: これが本命です。 再雇用後の手取り11万を補うため、ブログやYouTube、Webライターなどの「副業」の準備を、この期間に集中して行います。

「給料をもらいながら、副業の勉強をする」 これほど美味しい環境はありません。

権利を行使する勇気を持て

会社への義理立てで、あなたの老後は守れません。 有給休暇は、長年働いてきたあなたに与えられた正当な権利です。

1日3万円の価値があるうちに、全て使い切ってください。 そして、その時間で「未来」への種を撒きましょう。

私は明日から、堂々と休みます。 (さて、副業のためのパソコンを買いに行こうかな…)

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この記事を書いた人

38年間勤めた会社で再雇用が決まりましたが、提示された給与はまさかの「手取り11万円」。
「これじゃコンビニのおむすびも買えん…」
呆然としましたが、嘆いていても口座残高は増えません。 自分の身を守るため、50代後半でFP(ファイナンシャルプランナー)2級を取得。
現在は、「もらえるお金」の徹底回収(給付金・年金)「無駄な出費」の断捨離(通信費・保険)「小さな副業」への挑戦を実践しながら、会社に依存しない生き方を模索しています。 このブログでは、私が実際にやって効果があった「定年サバイバル術」を包み隠さず発信します。
好きな具は「明太子」です。(博多在住だけに)

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