「Vrew」は神ツール。でも、何を喋らせればいい?
前回の記事で、AI動画作成ツール「Vrew」を使えば、顔出しも声出しもせずにYouTube動画が作れることをお話ししました。 「よし、これで俺もYouTuberデビューだ!」と意気込んで、自分が過去に書いたブログ記事をそのままVrewにコピペしてみる。
……そして完成した動画を見て、あなたは愕然とするはずです。 「なんだこれ、お経みたいで全然面白くないぞ……」
そうなんです。「ブログの文章」と「動画の台本」は、全くの別物です。 ブログは読者が自分のペースで「読む」ものですが、動画は受動的に「聞く・見る」ものです。ブログの丁寧な言い回し(「〜ということについて解説したいと思います」など)をそのまま動画の音声にすると、テンポが悪く、視聴者は開始5秒で「つまらない」と判断して別の動画へ飛んでいってしまいます。
「じゃあ、動画用の台本なんて素人のおじさんには書けないよ……」 と諦めるのはまだ早いです。 あなたには、一瞬でブログ記事を「テレビ番組の台本」に書き換えてくれる専属の放送作家がついています。そう、ChatGPTです。
※この記事で書いている内容は、
自分用の実践メモとしてnoteにもまとめています。
SEOやAIの専門解説ではなく、
50代で実際につまずいた所や、
「これは最低限やった方がよかった」
という点だけを書いています。
無料で公開していますので、
必要な方だけ参考にしてください。

動画の命は「最初の5秒」と「テンポの良さ」
YouTube、特にショート動画(1分以内の短い動画)において最も重要なのは「最初の5秒でいかに視聴者の心を掴むか(フック)」と、「飽きさせないテンポ」です。
私たちが長年培ってきたビジネス文書の書き方(背景を説明して、理由を述べて、最後に結論)は、動画の世界では完全にNG。 動画では「結論(一番の衝撃)からドカンと見せる」のが鉄則なのです。
しかし、長年染み付いた「真面目な文章のクセ」を自分で直すのは至難の業。 そこで、ChatGPTに「プロの放送作家」になりきってもらい、あなたのブログ記事をテンポの良い台本にリライトさせます。
【コピペOK】ChatGPTを「敏腕放送作家」にする魔法のプロンプト
私が実際に、ブログ記事をYouTubeショート動画用の台本に変換する際に使っているプロンプト(命令文)を公開します。 以下の枠内をコピーして、ChatGPTに貼り付けてください。「【元になるブログ記事】」の部分に、あなたの記事をコピペするだけです。
あなたはYouTubeのプロ放送作家です。
以下の【元になるブログ記事】を、1分以内の「YouTubeショート動画用」の台本に作り直してください。
【ターゲット視聴者】
・50代のサラリーマン男性
・通勤電車の中や、寝る前の隙間時間にスマホで見ている
【台本作成のルール】
1.最初の5秒(冒頭)で、視聴者が「えっ!?」とスクロールする手を止めるような強烈なフック(結論や煽り)を入れること。
2.「です・ます調」ではなく、親しみやすくテンポの良い「話し言葉(〜だよね、〜なんだ)」にする。
3.難しい専門用語は使わず、中学生でもわかる言葉に噛み砕く。
4.無駄な前置きや説明は全てカットし、1分間(約300文字)で読み切れる長さに要約する。
5.最後に「詳しくはブログで!」といった、次のアクションを促す言葉を入れる。
【元になるブログ記事】
(※ここに、あなたが動画にしたいブログ記事の本文を貼り付ける)
実例:ただの「愚痴」が「エンタメ」に変わる瞬間
実際に、私が以前書いた「再雇用で手取り11万になる絶望」というブログ記事の冒頭を、このプロンプトで台本化させてみました。
【元のブログ記事(一部)】
4月30日の定年退職を目前に控え、提示された再雇用の条件は時給1,300円、手取りにして約11万円でした。家のローンは終わっていても、生活費や車の維持費を考えると、コンビニのおむすびを買うのにも躊躇してしまう金額です。これでは老後を楽しむことなどできません……。
この真面目(で少し暗い)文章が、AI放送作家の手にかかるとこうなります。
【AIが作成した動画台本】
「おいおい嘘だろ…!? 38年会社に尽くして、来月から手取り11万円!?」 59歳の俺が、再雇用の契約書を見て絶望したリアルな話をするね。
時給換算、なんと1300円。 これじゃあ、昼飯にコンビニのおにぎり買うのもためらっちゃうレベルだよ。 「老後は夫婦でのんびり旅行〜」なんて、夢のまた夢。完全にサバイバル生活の始まりってわけ。
でもね、ただ嘆いてるだけじゃ口座残高は増えない。 だから俺は、この11万の現実を逆手にとって「ある副業」を始めることにしたんだ。
同世代のオヤジたち、一緒にこの理不尽な現実から抜け出さないか? 俺がやってるリアルな生存戦略は、プロフィールのブログからチェックしてくれ!
どうですか? 元の文章の「哀愁」は残しつつも、最初の1行で「なんだなんだ?」と目を引くフックができあがっています。語り口も軽快で、これならVrewのAI音声に喋らせても、全く違和感のない「エンタメ動画」になります。

まとめ:あなたは「作業者」ではなく「プロデューサー」だ
ブログの文章をウンウン唸りながら削って、動画用に書き直す。 そんな職人芸のような苦労は、もう私たちには必要ありません。
あなたは「テレビ局のプロデューサー」です。 現場での泥臭い経験談(企画)を出したら、台本作りは「AI放送作家(ChatGPT)」に任せる。 そして、その台本を喋って映像化するのは「AI演者(Vrew)」に任せる。 最後に、出来上がった番組をYouTubeという「電波」に乗せて放送するだけです。
手取り11万円のサラリーマンが、自分だけのテレビ局を持てる時代。 しかも、制作費はほぼゼロ(無料ツール)です。
ブログ記事という「素材」は、すでにあなたの中に、そしてこのブログにたくさん眠っています。 さあ、今夜はAI放送作家を呼び出して、あなたの過去のブログ記事を「バズる台本」に生まれ変わらせてみませんか?

