こんにちは。
ここのところ少し忙しかったので、更新ができていませんでした。年度末が近いということもあり、割と事務的な計算作業が増えてきておりまして…普段はあまり「計算機」というものは使いませんが、ふと「CM」「RM」「M+」「M-」などのボタンはどのように使うのだろう?と思いました。何となくはわかりますが…。
目次
「M+」「M-」「CM」「RM」の”M”はそれぞれ「メモリー」の”M”です。
例えば、「100円のりんごを5個と150円のみかんを3個買いました。全部でいくらですか?」
メモリー機能を使わない場合は、
- 「1」→「0」→「0」→「×」→「5」→「=」→表示「500」のメモをとる。・・・(ア)
- 「1」→「5」→「0」→「×」→「3」→「=」→表示「450」のメモをとる。・・・(イ)
- (ア)と(イ)を合計して答えを「950」を導く。(手書きが必要となる)
メモリー機能を使う場合は、
- 「1」→「0」→「0」→「×」→「5」→「M+」
- 「1」→「5」→「0」→「×」→「3」→「M+」
- 最後に「RM]をおして答えを「950」を導く。
このように掛け算の答え(積)をいちいち手書きでメモして後で合計するといった手間がこの「メモリー機能」を使うことで解消されます。もちろん、割り算の答え(商)でも同じ要領で。また「M-」を押せば数字を減らすこともできます。あくまでも、数回”加えたり”、”減らしたり”した最後の数字が「RM]をおした時の数字となります。
ここまでのやり方はほとんどの方がご存知かと思います。
初めて知りましたが、こんな使い方もあります。
”単価”が同じ数字を何回も使う場合にも「メモリー機能」を活用できます。
例えば、何回も「250」をかける場合は、
- 「2」→「5」→「0」→「M+」→メモリーは”250”
- 「1」→「0」→「0」→「0」→「÷」→「RM」→「=」→答えは”4”
というように「かける数字」や「割る数字」などが同じ場合に使うことができるみたいです。まー普通に数字をいれればよいことですが…。
”250”程度であれば普通に入れたらよいと思いますが、”29800”など数字が多い場合は”あり”?ではないでしょうか。(微妙…)
スマホアプリアプリがあります
「計算機プラス無料」というアプリがあります。デフォルトの計算機はあまり使い勝手がよくないのですが、これは画面も計算機そのものです。
「メモリー表示」や「計算過程表示」などアプリならではの機能もあります。
メモリー部分を横にスワイプすると関数計算もできるようになります。また、スマホを横に向ければこのとおりどちらも表示されます。(字が小さくなる…)
けど、「GT」機能が一番ですね。
「GT」(グランドトータル機能)といい簡単に言えば、
「=」の結果を「集計する」といった機能です。
100×5=500・・・GTは500
150×3=450・・・GTは950
のように「=」の結果を集計するわけです。とても便利な機能です。
まとめ
私の場合の利用範囲からすると、ほとんどが「GT」機能で事足りるのではないかと思います。計算機によっては「GT機能」が使用できないものもありますので、その場合は「メモリー機能」で。また、よくあることで、「どこまで計算したかわからなくなる」といった場合などは、「スマホアプリ」が便利とは思います。
現在、使用している計算機です。メモリー機能、GT機能はもちろんですが、「原価」「売価」「粗利率」などのボタンがあり、「原価計算」などの計算に便利です。